お知らせ

グラショー博士(1979年ノーベル物理学賞)
一般公開講演会

※本講演会は終了いたしました。多数のご参加、ありがとうございました。

米国の素粒子物理学者シェルドン・グラショー博士は、1960年頃電弱相互作用に関する初めての理論を提案し、これは後にアブドゥス・サラム博士とスティーブン・ワインバーグ博士によって発展されました。この研究により、3人は「素粒子間に働く弱い相互作用と電磁相互作用を統一した相互作用についての理論への貢献、特に弱中性カレントの予想」を受賞理由に、1979年にノーベル物理学賞を授与されました。
本講演会は、下記のテーマ・概要をもとにお話しいただきます。
なお、グラショー博士の英語による講演は、同時通訳でわかりやすくお届けします。是非、ご参加ください。
【略 歴】
1932年12月5日生まれ。ニューヨークのブロンクス科学高校でワインバーグとともに学ぶ。1954年にコーネル大学より学士号を取得し、1959年にハーバード大学のジュリアン・シュウィンガーの下で博士号を取得。1961年にスタンフォード大学の教職員となり、1962年カリフォルニア大学バークレー校准教授、1966年ハーバード大学教授を歴任。1979年ノーベル物理学賞受賞。現在は、ボストン大学教授、ハーバード大学名誉教授。

日時

2016年8月28日(日)14:00~16:00(開場 13:30)

会場

東京大学(本郷キャンパス)情報学環・福武ホール ラーニングシアター アクセスマップ

テーマ・概要

Does science progress through blind chance or by intelligent design?
(科学の進歩をもたらすのは、全くの偶然か、あるいは知的な計画か?)
科学と技術における飛躍的進歩とは、ひとつは、あらかじめ立てられた計画に基づいて研究を進めたときに起きます。もうひとつは、セレンディピティ(=偶然に巡り会えた素晴らしいもの)によるもので、全く予期しない発見によって起きます。本講演ではこのふたつが互いに絡み合った様々な歴史的発見をひもとき、基礎研究に予算を割くことの重要性について論じます。

講演者紹介

相原 博昭 東京大学副学長

入場料・定員

無料、180名 事前申込み制 ※応募者多数の場合は先着順とさせていただきます。

お申込み方法

以下のフォームに必要事項を入力してお申し込みください。
シェルドン・グラショー氏講演会申し込みフォーム
※定員に達しましたので、申し込み登録は終了させていただきました。

共催

東京大学素粒子物理国際研究センター(主催)、高エネルギー加速器研究機構、
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構、岩手県立大学、東北大学、広島大学、
先端加速器科学技術推進協議会

協力

東京大学大学院理学系研究科

問い合わせ先

東京大学素粒子物理国際研究センター
TEL:03-3815-8384 / FAX:03-3814-8806
E-MAIL:hisho@icepp.s.u-tokyo.ac.jp