素粒子物理国際研究センター

インドの数学者 シュリニヴァーサ・ラマヌジャン（1887-1920年）は、極めて直感的、天才的な驚異のひらめきにより「インドの魔術師」と呼ばれ、没後100年たった今も、発見した定理や公式は素粒子論・宇宙論・高分子化学など、多岐にわたる学術分野に大きな影響を与えています。
今回の現代数学・物理学入門講座では、ラマヌジャンが生涯をかけて導いた奇蹟的な数学にスポットをあて、それぞれのテーマ別に講義を行ないます。また、物理学では、素粒子物理学の基礎知識から最先端の実験装置の解説と合わせて、新しい素粒子像・宇宙像について考えます。是非、ご参加ください。

日時

2021年1月9日（土）13:10～16:45、10日（日）9:45～17:10

開催形式

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、すべての講義をビデオ会議システム（Zoom）を用いて開催いたします。
*招待URLとログイン情報（ID・パスワード）は、参加申込登録をされた方へ2021年1月5日頃にメールで連絡する予定です。

プログラム

【1月9日（土）】
13:10-14:30	「ラマヌジャンの数学」 清水 勇二（国際基督教大学教養学部 教授）
14:45-16:45	「ラマヌジャン予想とゼータ関数」 高瀬 幸一 (宮城教育大学教育学部 教授）
【1月10日（日）】
9:45-11:45	「ロジャース=ラマヌジャン恒等式と表現論」 土岡 俊介 (東京工業大学情報理工学院 講師)
13:00-15:00	「モックテータ関数」 樋上 和弘 (九州大学数理学研究院 准教授)
15:10-17:10	「対称性と宇宙のはじまり」 浅井 祥仁 (東京大学大学院理学系研究科 教授）

受講料・定員

無料、約150名（事前参加登録制）

参加資格

どなたでも参加いただけます（一部日程での参加も可）

お申込み方法・締切日

次の参加登録サイトにアクセスし、住所・氏名・学校名（学生の場合は学年も）または勤務先/所属先・メールアドレス・電話番号を入力ください。
*定員数到達につき、参加受付終了*
新春特別講義「ラマヌジャンと宇宙」参加申込み専用ページ

共催

日本数学協会、東京大学素粒子物理国際研究センター、四日市大学関孝和数学研究所

問い合わせ先

新春特別講義事務局 E-MAIL: shinshun.jma@gmail.com