お知らせ

2018年新春特別講義
高校生と社会人のための現代数学・物理学入門講座
「オイラーの数学・物理学」

スイスの数学者・天文学者レオンハルト・オイラー(1707~1783)は、18世紀の数学の中心となり、続く19世紀の厳密化・抽象化時代の礎を築きました。有名な「オイラーの公式」は1740年頃に発見されたもので、微分方程式、フーリェ級数論など実解析、そして電気工学や物理学においても重要であり、またこの式自身が不思議な魅力をもっていることから、よく引き合いに出されます。
来年の新春特別講義では、オイラーの多くの数学的業績をはじめ、ニュートンの物理学を幾何から数学的解析に翻訳し、どのように物理の問題を解決していったのか等について、わかりやすく講義を行ないます。是非、ご参加ください。

日時

2018年1月6日(土)13:45~16:45(13:15開場)、7日(日)10:00~15:30(9:30開場)

会場

東京大学(本郷キャンパス)小柴ホール アクセスマップ
*2017年開催時と会場が異なりますので、ご注意ください。

プログラム

【1月6日(土)】
13:45-15:00「オイラーと複素数」
上野 健爾(四日市大学 関孝和数学研究所)
15:15-16:45「オイラーのゼータ関数をめぐって」
黒川 信重(東京工業大学 名誉教授)
【1月7日(日)】
10:00-11:45「多面体定理:トポロジーの出発点」
清水 勇二(国際基督教大学 教養学部)
13:30-15:30「変分法と物理学」
小林 富雄(東京大学 名誉教授)

受講料

学生(大学院生を含む)無料、社会人 1,000円

参加資格

どなたでも参加いただけます(一部日程での参加も可)

募集定員

約150名(先着順)

お申込み方法・締切日

往復はがきに住所・氏名・学校名(学生の場合は学年も)または勤務先/所属先・電話番号を明記し、返信の宛名面にご自身の郵便番号・住所・氏名をお書きのうえ、下記まで郵送ください。
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-3-16 ライオンズマンション御苑前504号
四日市大学関孝和数学研究所東京分室「新春特別講義」係
*12月25日(月)必着(先着順受付)

共催

日本数学協会、東京大学素粒子物理国際研究センター、四日市大学関孝和数学研究所

問い合わせ先

四日市大学関孝和数学研究所東京分室 TEL/FAX:03-5925-8347