ICEPPフェローシップ
東京大学素粒子物理国際研究センター令和6年度「ICEPPフェローシップ」公募要領※本公募の受付は終了いたしました。ご応募ありがとうございました。
1. 公募の主旨
東京大学素粒子物理国際研究センターは、欧州合同原子核研究機構(CERN)の世界最高エネルギー陽子・陽子衝突装置LHCにおいて国際共同実験ATLASでの測定器運転・データ収集・物理研究開発を行なっています。特に、ATLAS検出器の性能分析や物理研究、解析の拠点となる地域解析センターの整備・運用を強力に推し進めています。また、スイス・ポールシェラー研究所(PSI)において世界最高感度でミュー粒子の稀崩壊を探索する国際共同実験MEGを実施中です。更に、国際リニアコライダー(ILC)計画や極低エネルギーでの中性子実験など次世代の物理実験に向けた加速器・測定器開発も海外の研究機関と共同で進めています。
本センターでは、将来の高エネルギー物理学を担う国際性豊かな研究者を育成するため、海外の研究機関に中・長期間滞在して最先端の研究を行なう若手研究者をICEPPフェローとして公募します。ATLASやMEG実験、ILC計画などに限らず、幅広い海外での実験での公募が可能ですので、奮ってご応募ください。
2. 申請資格者
国・公・私立大学及び国・公立研究機関の研究者(大学院生、研究生、ポスドクなどを含む)、またはこれらに準ずる研究者ならびに本センター長が適当と認めたもの。
ATLASやMEG実験など本センターが中核となって推進している研究に限らず、海外の研究機関に中・長期間滞在して成果が期待される研究を行なうことが条件です。特にポスドクや大学院生など、若手の研究者を優先します(日本学術振興会特別研究員に採択されている方は、同会で定める研究専念義務により除きます)。
3. 採用人数
若干名程度
4. 申請方法
「フェローシップ申請書」(別紙様式1)を「7.提出先」まで提出してください。
5. フェローシップ期間
令和6年6月から令和7年3月31日までの期間(採用期間中、1ヶ月以上の海外渡航を含むこと)
6. 申請期限
令和6年5月9日(木) 令和6年5月17日(金) 最終申請期限 *延長しました
(研究計画に応じて早めに申請を行なうようにしてください)
7. 提出方法
電子メールによる hisho@icepp.s.u-tokyo.ac.jp
(2~3日以内に受領の返信がない場合は、必ず問い合わせて確認のこと)
8. 採否
採否は、研究協議会における審査を経てセンター長が決定します。審査は書面によるものを基本にしますが、必要な場合には面接による審査を行ないます。
9. 所要経費
海外出張に関する旅費・滞在費を支給します。
10. その他
【重要】安全衛生の確立された研究機関への出張及び渡航期間に限ります。
フェローシップに関することは、下記にお問い合わせください。
東京大学素粒子物理国際研究センター ICEPPフェロー係
TEL:03-3815-8384 / FAX:03-3814-8806
E-MAIL:hisho@icepp.s.u-tokyo.ac.jp