ATLAS地域解析センター計算機システム
ATLAS地域解析センターは、ATLAS実験で発生する大量のデータを解析するための日本における拠点であり、その計算機システムは2007年(平成19年)1月から稼働しています。CERNと本学との覚書に基づいて、WLCG(世界LHC計算グリッド)というグリッドのための計算資源を提供するとともに、ATLAS日本グループのメンバーがデータ解析を行なうためのシステムとして用いられています。また、WLCG に提供している資源は、ATLAS実験のTier-2と呼ばれる物理解析のためのセンターとしては世界最大の規模を誇り、海外の研究者を含めてATLAS実験のメンバーすべてに開放されています。