ATLAS Overview Weekを日本で初開催
ATLAS実験に参加する共同研究者の国際会議ATLAS Overview Weekは、年に3回、CERN(2回)と欧米の研究機関(1回)で開催されていますが、2018年度はアジアでは初、日本がホスト国となり、6月11~15日にわたって東京で行なわれました。会場の早稲田大学・井深大記念ホールには各国より研究者300人以上が集まり、Run2の各プロジェクトの成果や今後のLHC高輝度化に向けた計画等について議論を深めました。ATLAS実験スポークスパーソンKarl Jakobs氏は「LHCのルミノシティは非常に高く、ATLASでのデータ取得も順調に推移しており、大変喜ばしい。CMSとともに、トップクォークの質量の起源がヒッグス機構と判明したことを発表するなど、多くの素晴らしい成果が得られていることを祝福したい。」とコメントしました。